電験3種合格点に基準はあるのか、得点どれくらいで確実に合格する?

電験3種合格点に基準はあるのか、得点どれくらいで確実に合格する?

電験3種の試験、合格点はどのくらいで合格なんでしょうね。科目合格留保制度も導入されていますし、各科目で合格する基準の点数ってあるんでしょうか。100点満点取る必要は無いのですが、資格試験ですのでやはりボーダーラインが気になるところです。

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合格点はどのくらい?

全科目の平均でいえばほとんど国家資格の試験のボーダーラインは60点以上が多いですよね。電験3種もほとんど平均的に60点以上が合否を分けるようです。
科目別でも当然60点以上はひとつの目安となるわけですが、特に気をつけなければならない科目は理論と機械ですね。

この科目で60点あたりつまりボーダーラインぎりぎりの受験者がひしめいているのではないかと推測します。1問の正解不正解に喜ぶ人、泣く人の分かれ道になる方が多いということです。

電力、法規は点取り科目なので、目一杯取れるようにしておく工夫が必要です。ここは計算問題もある程度傾向はあるので、予測しやすいと思いますし暗記問題も多ので、点が取れるように反復練習して覚えましょう。多分例年通り、この科目は、全体的も出来がいい方の科目ですので、どうしても60点以上はほしいところですね。

自分はその合格点に届かなくても科目合格していた!

自分は平成7年度に3回目にして合格したとき、機械の科目については58点だったのです。このときはまた来年だなと少しあきらめていました。
ところがなぜか、機械が合格していたので、全科目合格となり第3種電気主任技術者試験の合格通知を受け取ることができました。

もしかしたら、6科目から4科目に変更した最初の年もあったのかもしれませんが、一番苦手としていた機械が合格したことは運もよかったんでしょうね。


そのあとの試験でも、平成7年度のような事はあると思います。なぜなら、60点のボーダーラインに受験者がひしめいていますので、年度ごとの合格率や受験者のレベル、問題の難易度等、お役所が最終判断していますので、一概には言えませんよね。

確か当時選択問題はコンピューター、論理式関係の問題を選択したのが、最終的に自分には功を奏したのではないかと思っています。こちら、仕事が弱電関係でパソコンの周辺機器を作っているメーカーでしたので、ある程度自信があったのが幸いでした。

がちがちのB問題の計算でしたら、多分撃沈していたのではないかと思っています。

つまり、必ずしも60点ではない年もあるのです。

心の中では、機械はまた来年受験すればいいやぐらいの気持ちの余裕は、この年初めての科目合格留保制度のはじまりでしたので、気楽な気分で臨めたのもよかったのかもしれませんね。
こればっかりは運もありますので、運も実力の内といい方に考えるようにしましたけどね。

当時会社では、同僚や後輩からも同じように電験3種の試験を自分も受けたいと思っている社員もいましたが、自分が4科目同時に合格したので、科目合格留保制度を使って合格する気が失せたのですね。よっぽど、悔しかったのでしょうね。この時は多少優越感に浸りました。(^^)!

毎年合格点って変動するの?

今までの話からも変動しますね。しかしいくら60点取れない年の科目があっても、55点以下は相当厳しいと自分は考えます。やはり平成23、24年度の合格率が5%台という年もあります。理由ははっきりしませんが、受験者のレベルなのか、問題の難易度が高かったのか、その他の要因なのかは知る由もありません。

その年により、問題内容は変わったり、難易度も違いますし、受験者のレベルも多少影響すると思いますので、合格点は違ってくるでしょう。

そうすると、合格率が低い年の次は合格率上がりそうな気がしますが、23年度が5%台で低かったのですが、翌年の24年度も5%台とフェイントをくらいました。
でも過去の合格率推移をみますと、23、24年度は珍しい合格率ですよね。そうめったにはないと思います。

正直言ってあまり合格率なんて気にしなくてもいいんです。やはり実力ですから、基礎から積み上げていれば、自ずと合格への道のりは開けてくるのです。

どのくらいの点数取っていれば、確実に合格できるの?

科目によって、またその年によって合格点が変わりますので、特に理論や機械は60点以上取れるように計算問題を中心に解ける努力が必要ですね。やはりこの科目
には時間をかけざるを得ません。

ポイントは機械の科目です。

今思えば、運もあって機械の科目に合格したのですが、理論より時間をかけていなかったと記憶しています。もしかしたら、この科目は講習会、セミナー、通信講座等を利用した方がよいかもしれません。この機械の科目の業務を実務行っている方ならまだしも、一般的には少ないのではないでしょうか。

一人であれこれ考えるよりは、素直にこの機械の科目だけが受講できるもの探しても良いと今になって考えています。本当にこの科目には苦労したという記憶しかありません。

理論と機械は90分間、目一杯かかる科目でもありますので、それなりに集中力が相当必要です。そして本番が近付くにつれ、90分間は集中して問題を解く訓練は必要となります。仕事をしながら、たかだか90分とはいえ、隙間時間を意外にあまり使えず、ある程度机に向かわなければならないので時間が入りますね。

自分の場合、本番近くは夜型ではなく朝型に持ってくるようにしました。朝ですと仕事にも行かなければならないため、時間にシビアになり結構効果的ですよ。おすすめします。

電力・法規も侮れませんが、この科目ではなるべく点が稼げるようになんとか70点以上取っておくのがベターでしょう。電力も計算問題は難しいのもありますが、例年似たような問題が出題されますので、傾向を掴んでで問題の予測をしておいた方がいいですね。

また法規についても、消防関係とは違いあまり大きく法改正は少ない方だと思いますので、ちゃんと問題集をこなせば得点はできると思います。

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