試験日直前5日前からやること、電験3種合格するための最後のあがき

試験日直前5日前からやること、電験3種合格するための最後のあがき

試験日が近付くにつれ、期待と不安になってる受験生のみなさん。電験3種の場合、試験日は例年9月の第1日曜日の午前(理論、電力)午後(機械、法規)の試験になります。自分が3回目にしてやっと合格した時、試験日直前に行った5日間を紹介してみますね。最後までジタバタしてみるのも手ですよ。

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試験日5日前にやること

試験日5日前は完全に朝型に切り替えておきましょう。当然本番の試験は昼間の試験ですから。もっと前からできるのでしたら1か月前からがいいですね。

前提として過去問は、試験の前年分と前々年分はやらない方がいいのです。それはここから同じような問題が出題されることはまず無いからです。

しかし、過去問の問題集ですでに勉強している場合は、復習を込めて時間制限を本番より短めに設定して解答してみましょう。
・本番さながらにストップウォッチで時間を計りながら、過去問5年前分を解いてみる。
さて合格のボーダーライン例えば60点に満たなかった場合、間違った問題の解答・解説は見ますが、あまり読み込まないことです。
もうこの時点では他の科目もやらなければなりませんので、深読みしている時間はありません。

・そして、当てずっぽうで解答した問題・全く解けない問題(頭の隅にも残っていない問題)があるとしたら思い切って問題をやるのはやめましょう。

・長い間、電験3種の勉強した方はわかると思いますが(自分の場合ブランク期間を入れて足かけ10年かかってますけどw)計算問題には試験の落とし穴問題があります。

・それは、やたらと計算に時間がかかる問題です。これによって、試験時間の時間配分を狂わせる問題が理論・電力・機械には1、2問入っているのです。

・まず、問題をやってみて公式、数式がすぐに浮かぶ問題を実施することです。そしてまったく見たこともなく公式がイメージできないものは後回しにします。

・これ結構重要です。この落とし穴問題に時間をかけていると、蟻地獄にはまります。

・実は3科目を90分+1科目65分をやるには約5.6時間必要となるのですが、仕事をしながらこの時間を確保することは難しいでしょう。

・各科目半分の時間で終わらせるようにしましょう。つまり2.8時間ですね。これなら普段このぐらいの時間をかけている受験生は苦にならない時間と思い
ます。

試験日4日前にやること

・過去問4年前分を解いてみる。

・例によってザーッと科目合格したもの以外をやってみます。全科目の方はもちろん全部ですね。もう本当に時間との勝負ですので、1分1秒をムダに過ごさないことです。

・本気モードで試験勉強している人は、すでに自分のルーティーンを持っているはずです。これは自分オリジナルですから、試験日まで同じようにやって
ください。

・自分の場合、汚くすみませんトイレでずっと使ってきた問題集やテキストの汚れきった(もちろん手垢)ページを見開いて、手で触って、ここまで勉強して
きたんだと自分に言い聞かせて勉強すると集中力が増すのです。(はっきり言って自己満足ですけどw)

・アルコール(特にまだ暑い時期ですからビール)を飲む人は、いつものように飲んでください!こんなこと言う人は自分だけかもしれませんが!

・自分の場合、アルコールそんなに強くないのにビールの味を覚えてから、休肝日がなかったですね。同僚との付き合いも普通に飲んでました。

・でも、アルコールを入れた勢いで勉強した記憶は強く(だから足かけ10年かかったんですね)非常に効率が悪かったのですが、おかげで同僚とのコミュニケーションが取れたことは今でもうれしい思い出です。

・本当のところ、アルコールを飲まないに越したことはないのですが。がまんして集中力がないとか、やる気がなくなるのだったらいつものように飲む人は飲んだ方がいいと自分は考えます。

試験日3日前にやること

・試験日3日前からは黄金の時間と自分は呼びます。1日中缶詰状態で集中する期間です。よく学生時代の一夜漬けみたいなところがありますが、これはこれで一番
集中力が増している時です。

・一夜漬けみたいなモードが嫌な人は、コツコツと事前に1ヶ月以上前から準備しましょう。でもあまり長いと人間で計算問題も忘れるときがありますね。

・欲を言えば、この時から有給休暇が取れる方は、完全に試験モードにして缶詰で勉強することです。

・この3日前から頭のモードは完全に電験3種試験の脳にすることです。休憩時間もトイレの時間も惜しまずテキストを持って、テレビ、インターネットはもちろん
一切見ないことです。

・ほかの情報をもう入れている時間はありません。

・そして計算問題は、コピー用紙の裏でいいです、書き殴りで計算を実施してみてください。もうこのときはきれいに清書して書いていたらまず本番でもそうですが、タイムアップです。

・計算問題は、頭の中で計算できる人はいないです。書き殴りに慣れていない方は、試験日1ヶ月前からできるように訓練しておきましょう。試験は時間との闘いですので。

・ひたすら計算を書いて書いて書きまくってください。

試験日2日前にやること

・会社員であれば、このあたりから完全に有給休暇を取るようにしてみてください。最近の会社は長期休暇を取れるところもありますね。これをうまく利用しましょう。

・簡単ではないかもしれませんが、普段より上司とはコミュニケーションとっておきましょう。まあ、会社からの指示で受験ならば有給休暇も取りやすいでしょうけど。

・試験日3日前と同じです。ただし、まだ暑い時期ですから風邪をひかないように注意してください。本当に受かる気持ちがあれば、病気になりませんよ。(段々精神論になってしいましたw)

・でもこれを乗り切れば、当分の間勉強しなくてもいいんです。

試験日1日前にやること

・前年度の試験問題を解く。例によって間違った問題の解答・解説は深く読み込まない。

・もうこのときは試験で必要な道具の確認(受験票、筆記用具、電卓等)準備をしておく。小学生でもあるまいしと思われますが、人間って大人になっても凡ミスをする生き物です。つまらないことで、今まで勉強してきたことが発揮できなくなることは避けたいですね。

・今まで使っていたノート・公式集のチェックをする。

・必ず前日は、6時間以上は寝ることです。

・おまじないみたいなものですが、かつ丼を食べましょう。ゲン担ぎですから、自分なりのルーティーンでいいんですけれどね。

(おまけ)試験日当日にやること

・朝起きたら必ずチェックすることは、忘れ物がないようにすること。

・試験会場で電気雑誌の業者が渡してくれる、模擬試験の小冊子のようなものを受け取る。コレ、結構大事なんですよ。サーッと目を通します。意外とコンパクトにまとめ
られていて、自分の場合1問でしたがドンピシャで同じ問題でました。

・1問でも取りこぼしが無いように貪欲な気持ちで受験しましょう。

・試験会場には30分前に到着して余裕を持つことが大事です。すぐテキスト、公式集、ノートでマーカーしてある箇所のみチェック。

・自分のときは3回目のときですが、東京電機大学が試験会場で、大事な1時間目理論(一番集中力がいる)のときエアコンが効いていなかったのです。紙がベタベタになってしまった記憶があります。そのあとはエアコン効いていたのですが、暑いのが得意でない人は(自分もそうでしたが)、わきの下や首などに強力クールなデオドラントを試験前にスプレーしました。やはり何がおきるかわからないのが試験会場ですから。

・各教室には、試験の担当をする人たちがいますが、ほとんど学生のアルバイトでしょう。もう事前にわかっていることなので、その話を聞いているよりは、参考書やノートのチェック、先ほど渡された小冊子に目を通すことの方が大事です。参考書、ノートをしまってくださいと言われるまでは粘るのです。

・試験開始30分前は+5点UPの効果はあるのです。少しの時間でも有効に使いましょう。もっと言えば、マークシートに受験番号を塗りつぶす時間がもったいないので、マーク
シートに事前に記入します。これで担当の試験官に注意されることはないと思いますが、注意されても即退場にはなりませんよ、きっと。

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