電験3種の勉強時間どのくらいやれば合格できるの?

電験3種の勉強時間どのくらいやれば合格できるの?

電験3種の勉強時間ってどのくらいかければいいのか人によって違いはあるとは思っても、実際どのくらいやれば合格ラインに達するのか気になりますよね。
なんの考えもなしでただただ参考書をめくって問題集を実施するにしても、合格までにどのくらいの時間をかければいいんだろう。
電験3種を合格するのに、時間が有り余って勉強する方は少ないと思います。やはり限られた時間でどのくらいの最大効果を発揮していくのかは目標達成のためには大事な事と思います。

が、しかし自分の場合3回目で合格しましたが、案外最後の3回目のときは精神的にも追い詰められたようで実はそんなでも無かった気がしています。3回目ともなると総合勉強時間は多いかもしれませんが、日々の仕事に追われることで正味勉強時間は実はそんなに多くなかったのかもしれません。

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電験3種の勉強法で苦しんだ過去

電験3種受験1回目は、殆ど勉強していないんだから合格する訳ありませんよね。そして、2回目は会社からの要請で1回目よりも
間違いなく勉強時間を多く取って1回目から10年を経て受験したが、あえなく撃沈。ただし2回目のときは6科目であったがかなり
勉強時間は多く取っていて、それなりに勉強したと思っています。しかし次に書くように、中身が問題なのです。

受験1回目は全く参考にならないかもしれませんが、断片的な記憶を思いだして書くと理論の参考書の直流回路までやったところで、その後
大事な交流理論まで進んでいませんでした。これじゃ、電験3種の中でも大事な交流理論をマスターしていない訳ですから合格はずは
ありません。

2回目はかなり本気モードで望んでいました。会社からの要請もあり、それなりに勉強したわけですが、交流理論の勉強にあまりにも
時間をかけていたのです。昔の悪い癖が出てきたのです。その公式はなぜそうなるのか考え出してしまう悪い癖が。もちろん、昔の科学
者たちが導き出した公式を紐解くことは、とっても面白いので、興味は尽きません。

しかし、これが電験3種のひとつのワナなのだと思います。ある程度の公式が分かれば後は覚えればいいのです。これを学者のように
考え出すと何百年もかかってしまうのではないかと思います。学者と同じように考えるには、どうしても数学の微積分の知識が必要と
なってきます。その微積分を知り始めると、フカミにはまっていくのです。つまり面白くなってきて、受験そっちのけでハマってしま
うのですね。

そう、これが電験3種受験のワナのひとつです。学問をやるのではないのです。あくまで資格試験に合格することが目標なのです。
(ただしひとつ付け加えるとしたら、このムダな時間なようでいて、ここに時間をかけてこれた自分は多少ほめておきたいを思います。
なぜなら、苦労して覚えた公式は愛着がわくのですね。人間はやはり機械ではありませんから、無味乾燥的に公式を覚えるのは不得意
ともいえます。)

結構これが大事なのですが、その数学の面白さに時間を取られすぎると、他の科目の勉強がおろそかになるのです。よって、受験当日
までに間に合わなくなってしまう。

ある種の割り切り方によって勉強時間は変わるのです。

電験3種受験3回目にして、つかんだ勉強法と勉強時間

平成7年に4科目受験に変わってから、3回目にして合格したわけですが、この2回目に費やした理論の勉強時間は正直1年かかった
といっても過言ではありません。他の科目に時間をかける時間が少なかったわけですから。

正味時間としては、どうでしょうか、このとき平均でも最低1時間は勉強したのでしょうか。自分の勉強法は、細切れの時間を使って
ましたね。どうしても仕事中は当然勉強できませんし、時間が取れないことが多くありました。当時バブルははじけていたとはいえ、自宅
に帰ってくるのは、ほぼ毎日22時近かったと思います。この時自分は独身で母親のお世話になる、下宿人状態でした。

帰ってきてアルコールを飲み食事をしてお風呂に入り、寝付く頃は1時過ぎだったと思います。さて、その勉強時間平均1時間はどこで勉強
したのでしょうか。

自分の場合、ベッドの中だったのです!蛍光灯の下で、寝ながら勉強をしていたのです。やはり睡魔との闘いはもちろんあったのですが、
自分は昔からベッドで小説を読むことにある程度習慣がついていましたので、特に面白い電気電磁現象なんかはとてもハマっていたので
勉強をすることができたと思っています。時には朝まで、太陽が上ってくるまでやったことも思いだしました。
(とても今は出来ませんけど)

ただし、本を読むことはできるのですが、計算問題は鉛筆と電卓が必要ですので、休日のとき(このときは土日休みが一般的でしたが、殆ど
土曜日は出社してましたけどね)にまとめて勉強したのです。

休みのときも1日中勉強できるわけではないので、どこかに行ったとき、ポケットに入るようなテキスト・語呂合わせ集を持ちながらすき間
時間を使っていましたね。

電験3種に合格したひとつの理由は

今までの話のように、あれやこれやと手をつけて勉強したわけですが、一番重要なことは参考書や勉強時間や過去問といった受験テクニック
ではないような気がしています。

結局、受験テクニックは大事ですが、この試験の場合一朝一夕に資格が取れるわけでは無く、継続力とモチベーションが大事なのです。
その継続力やモチベーションはどこから来るのか。

心のどこかで、この試験はどうしても取るんだ!!と言う強い気持ちや心なんです。

それでは、その気持ちや心はどこから来るのでしょう。

心のどこかで何か自分が負けたくない気持ちや、自分の場合この資格を取らなければ技術者として認めてもらえない!技術者として
認められた!、そんな気持ちや心だったんじゃないでしょうか。

他にもあるかもしれませんが、ここが一番自分では大事なマインドだったと思います。

ストレッチをやると効果UP

後はこの試験で大事なことは、体だと思います。結構長い時間・期間を使って勉強することになりますので、多少煮詰まるところもある
と思います。

以外と腕宛伏せやスクワットのような筋肉にきつい運動すると、血圧があがるのですが、終わった後脳がスッキリシャッキリしますよ。

そして、気持ちいいところでまで筋肉を伸ばして、少しずつクールダウンするとまた勉強始められます。

ポイントは、腕立て伏せのようにもうこれが限界というところまでやってみるのです。中途半端よりも限界までやってみると気持ちよさ
が違いますね。

勉強も大事ですけれど、体も結構大事ですよ!

なにより、自分は3回目に合格する前の冬シーズン中はスキー三昧していたのです。実はその年に電験3種を合格したのです!

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