転職に有利な資格に電気業界ならば電験3種と電気工事士がオススメ!

転職に有利な資格に電気業界ならば電験3種と電気工事士がオススメ!

転職したいと思うかたは多いと思います。やはり職歴・実績は問われますが、専門的な職種になるとどうしても有利になる資格が必要となります。自分の場合、電気関係の仕事を長年してきましたので、それに関する資格を取得しました。ここでは何故、電気関係の転職だと電験3種と電気工事士なのか説明したいと思います。

第3種電気主任技術者(電験3種)が転職する場合

電気業界の仕事では、断トツで転職に有利な資格です。
電験3種とは、国家試験で取得した第3種電気主任技術者のことを言います。なぜ同じことを言っているのに呼び方が違うのかなのですが、試験ではなく、認定で取得する方と分けているのです。

なぜ、分けるのか。実務経験を必要とする認定と、試験で取得した場合の呼び方をただ単に区別しているだけで、電気主任技術者には全く変わりありません。
試験で取得していようと、認定で取得していようと、今の自分にとってはどちらもそれなりに苦労はあると思っています。

自分の場合、普通高校卒業ですからこの時点で認定は無理なのです。認定されている工業高校電気科卒(現在は他の言い方も多いですが)でないと実務経験が得られません。これは同じ工業高校でも機械科卒業では実務経験は得られません。

さて、転職ですが、自分の場合専門学校の電気電子工学科中退して、東京から実家に戻り、地元のカーステレオのメーカーの下請け工場の会社に就職。その後3年してから、地元でパソコンの周辺機器(ハードディスク)を製造する工場に転職。(このころ20代)まったく資格らしきもの一切なしの状態でした。

パソコン周辺機器の会社がハードディスク事業から撤退後、違う事業に主力が変わったところで、自分は製造技術の仕事をしながら施設管理の仕事にかかわり始めたのです。

そしてハードディスク事業から完全撤退したところで、転職を考えました。実は撤退する何年か前から、事業が縮小をはじめていた頃施設管理の仕事に携わった関係でこれからは実力で資格を取らないければという強い気持ちが起きた頃でもあったのです。

3回目にして合格した電験3種を取得することができ、電気主任技術者として7年実務経験を得ることができたのです。

そして転職。実は5年以上の実務経験があったので、独立(つまり電気管理技術者)したのです。

ここで独立がうまく立ちいかず、また会社員に戻ってビル管理会社に転職することができました。このとき42歳でしたでしょうか。
簡単にかきましたが、紆余曲折しながら現在も電気主任技術者として働いています。

ひとつ言えることは家庭を持ちながら、転職することは家族にも相当負担を与えることは確かです。転職しても資格があり仕事があったので家族をなんとか養っていってますが、とにもかくにも電験3種の資格の大きさは身に染みています。

電気工事士が転職する場合

電気工事士には第1種と第2種の資格取得者も転職するには、非常に有効な資格アイテムですね。

電気工事は全国どこでもあるわけですし、工事だけでなくビル管理関係の就職にもとても有利です。

第二種電気工事士短期合格特別講座 総合コース」

第二種電気工事士短期合格特別講座 技能コース

第一種電気工事士短期合格特別講座

ある程度若いときは、電気工事で現場を経験しておくといいですね。電気工事は夜間工事とか日曜祝祭日の工事が多く時間は不規則になりますが、それなりに給料は悪くないと思いますよ。

ただし、電柱などで作業もあると思いますので、高所恐怖症の方はちょっと考えますよね。(はい、自分がそうです)ですので、工事関係でなければ、ビル管理会社もひとつの転職先にいれていいと思います。

後、第2種電気工事士を取得したら、第1種電気工事士にを目指しましょう。第1種電気工事士になりますと、最大電力500kW未満の自家用電気工作物の電気主任技術者になることができます。これを許可主任技術者といいます。

実務経験にも数えられますので、第1種電気工事士の取得はオススメです。

ペーパーの電験3種、電気工事士の転職は?

電験3種の場合、自分が直接工事したりしなくても重い責務がありますので、ペーパーでもそれなりに転職先はあります。しかし、実務経験があまりに少ないと電気関係の打ち合わせや計画、工事、運用面で支障が出ることがあります。できれば、実務経験を積んでから転職を考えたほうがいいですね。

電気工事士については、ペーパーだとほとんど意味がありませんね。学校卒業して直ぐに就職ならば、先輩が教えてくれることもあるでしょうけれど、転職で入った人間は、教えなくても即戦力としてしか見られませんので、ペーパーはキツイですね。資格は持っていても宝の持ち腐れになってしまいます。

どんな資格でもいえることかと思いますが、やはり転職ともなると、経験・能力・知識・人間性等見られますので、ペーパーでは困るというのが採用先の本音でしょうね。

資格マニアの方がいらっしゃるようですが、資格は実務をこなしてナンボですので、いっぱい資格あるからといって自慢にはなりません。

まとめ

電気業界では電験3種・電気工事士の転職は明るいほうだと考えていいです。
ただし、実務経験を積んでから転職を考えましょう。

自分もそうでしたが、電験3種を取得してから7年は実務経験を積み転職しました。ちなみに第1種電気工事士は電験3種を取得してからのズル取得ですけどね。

転職先では、自分の能力の150%以上は最初に張り切らないと認めてもらえません。経験上。一回レッテルを貼られるとなかなか抜けだせなくなりますので、今現在仕事している業務を、まずは一生懸命やることが大事です。

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