電験3種勉強のコツには理由がある!社会人になってからの方が合格する!

電験3種勉強のコツには理由がある!社会人になってからの方が合格する!

電験3種の勉強は範囲も広いし、電気数学も難解で、理工系出身でないと苦労すると思う方に自分が経験したノウハウを教えます。一概にこのやり方が通ずるとは思いませんが、少しでもお役に立つなら幸いと考えます。定年をそろそろ迎える電気技術者としてこれからの方に書き残します。

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電験3種を勉強するための3つの核

①マインド

これが一番重要です。でも電験3種を勉強するときのマインドってなに?勉強していくと必ずつまづきがあります。そして、苦しくなって継続できないと弱音を吐くときがあるはずです。

このとき大事になるのが、熱いマインドが必要になるのです。なぜ、電験3種の勉強を始めようとしたのか。このときの気持ちを忘れていると、苦しいときに逃げるのです。

自分の場合ですが、子供の頃から手も器用でもなく、学校の成績も芳しいほうでもない普通の少年が、高校では電気科も行かずに(いや行けずに)普通高校に行ってしまい、電気とは無縁だったのです。

でも人一倍数学や電気物理や電気工作、科学者の偉人が大好きだったのです。会社に入ってから、メーカーに入り工場の現場で働いていたのですが、設計や開発部門は当然大卒や高専卒の優秀なひとばかりでした。

給料は年齢が同じでも当然違いますし、専ら機械の歯車のように働けばいい、そして年数が経ってから管理職になって人を使えるようになればいい、そんな流れに自分は逆らうように、自分も技術者、エンジニアと呼ばれるようになりたい、実力もつけ年収も上げるようになってやる!

簡単に言えばこんな気持ちや心が自分のエンジンだったと思います。

もし自分の人生が恵まれ過ぎていたら、こんなマインドを持つことは無く、定年まで滞りなく会社の歯車として生きていったような気がします。


②勉強方法

勉強方法はいたってシンプルです。参考書と問題集・過去問題・模擬試験をオーソドックにこなしていけばいいのです。ただし、躓きが必ずあります。

こんなとき、特に独学が陥りやすいのは、その問題や数式に悶々としながらひたすら考ええやすいのです。今はネットの時代ですし、ある程度のことはネットを調べれば解決する問題も多いと思います。

自分の頃はこんな便利なものは無く、ひたすら参考書を何回も見たり、問題集の解説を見ながら考えるのですが、時には解説の解説が欲しいときもありましたね。(^^;

基本となる参考書は必要と思いますが、今の時代もっとスマートに一人で悶々と考えるより、セミナーやネットでの講座もある翔泳社アカデミーを使ってみるのもよいのではないでしょうか。


③受験テクニック

自分が3回目でやっと合格した電験3種ですが、これは資格試験なのです。決して学問をするのではないと肝に銘じていれば合格は早いと思います。学者の
ように考えている時間は、一般の社会人にとってはありませんよね。自分の場合これを最初履き違えたと思います。
つまり電験3種の試験の落とし穴です。

受験テクニックが必要です。

・過去問の分析です。自分で予想問題をたてられるようになるくらい過去問を調査分析するのです。

・判らない問題や数式は、後で日を置いてやってみることです。同じ問題に時間をかけすぎないことです。

・試験日5日前は完全に缶詰で勉強する。社会人にはとても出来そうもないのですが、今の会社は長期休暇を取れるところが多いのでこれを有効に活用しま
しょう。

上記は自分が当時満足にはできなかったことです。

勉強のコツ一つ目・・・隙間時間をフルに使え!

フロでもトイレでも頭の中はなにも考えたいないときもありますが、通勤時間は集中できる方は多いでしょう。車通勤の方はDVDなり音声ダウンロードでも聞けますよね。

寝てもさめてもどこか頭の隅にでも電験3種の問題はおいておく。

普段の仕事にも電験3種を関連付けさせる。たまたま自分は仕事上オシロスコープを使う仕事をしていたので、ある意味電気の波形は毎日と言うほど見ていました。これは功を奏しました。交流理論を勉強するのに役に立ちました。

これは自分経験でしたが、結婚する前、今の妻とデート時間車で待っているときでも単語帳開いて公式を覚えていましたね。そのときはこの人なにを
やってるんだろうと怪訝そうな顔されてましたけどね(笑)

勉強のコツ二つ目・・・電気数学には時間を割け!

交流理論に数学は不可欠。やはりじっくりと数式や公式になれましょう。そしてポイントは公式に興味を持つことですね。科学者になったつもりで。

電験3種の過去問の解答と解説をさっと見ただけも、数式だらけですよね。いかに数学を使う問題が多いかをあらわしてますね。
ですので、電気数学からは避けられません。もしかして、中学の数学からやり直しすることもありうるかもしれません。でも腰をすえてやれば、必ず
高校数学までは理解できるようになります。中学高校のときなにを勉強していたんしょうと自分でも思いましたね。

スタート時の低空飛行の期間がすごく大事。いつまでも低空飛行ということはないのです。この低空飛行はほぼ3ヶ月ぐらいでしょうか。ここが勝負
の分かれ道。ここを踏ん張れば、上昇気流に乗っていくはずです。ここがガマンできなくなって脱落・離脱する人が多いのです。マインドを忘れずに!

勉強のコツ三つ目・・・ストイックになる時間を確保せよ!

隙間時間だけでなく、本番の試験では長丁場で試験をしますので、1日勉強を言う日も作ったほうがいいですね。集中力がものをいう。
ここでもマインドが非常に大事になる。

所帯持ちの一番ツライところですが時間の確保ですよね。1週間に1日だけでも缶詰時間が欲しい。自分は結構図書館に缶詰でした。これははオススメ。
妻や子供に邪魔されないからですけどね。

結局、自分の出世というより、自分に実力をつけることに意欲がわけばいいのです。誰のためでもない、自分のため。

まとめ

学生時代よりも社会人になったときのほうが、一生懸命勉強しましたね。

学生時代は親が何かと世話してくれるが、社会人は自分が動き出さなければ、前に進めません。自分で切り開くのです。やはり覚悟が違うのです。
そして、マインドを忘れずにいれば、光は見えてきますよ!

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